それぞれの定義とごく小規模な幸せについて

どうやら前回で、この日記は10回も続いたらしい。たった10回だけど「続いていて、凄いね」と言ってくれる人がいたりする。大したことないのにと思いつつも、くすぐったけど自分で自分も褒めてみる。偉い偉い。ぱちぱちぱち。 日記を…

憧れと劣等感と、それから、それから

夕ご飯は、新しくできた近所のお蕎麦屋さんに足を運ぶことにした。その場所は地域で愛されたお寿司屋さんの跡地で、閉店の時には随分と惜しまれたと聞く。 違う土地からやってきたお蕎麦屋さんも、別の土地では大変惜しまれながら去って…

結局、心地よいことしか続けられません

家を出た時から、すでに雨の匂いがする朝だった。春の気配と絡まったもったりと重い空気を振り切るように駅に向かう。 この時点で、今日は明らかに冴えてない。そう、低気圧が来ているのだ。 私のような人間は、気圧の影響をよく受ける…

ハイライトって、きっと些細なことでよいのだ

特別な用事がなければ休日朝には、家事をする。意外かもしれないが、私は家事が好きだ。効率化の工夫の余地があり、さらに気持ちも部屋も片付くなんて、こんなに良いことはない。 まず衣類と洗剤を一緒に洗濯機に放り込み、お米を研いで…

ともあれ半年、生き延びたわけです。

気がついたのは、つよい柑橘の匂いがするビールグラスを持ち上げる、その寸前。2018年2月28日だ。昨年9月1日に今の会社に入った私にとって、その日はつまり勤続半年記念日だったのだ! たった半年。 長い社会人生活を思えば、…