最近、朝からちょっとしたミスをやらかしました。結局、冷静に対応したので大事にはならず。よかった!
私は長年、こういうちょっとしたうっかりをやらかす自分を受け入られませんでした。要すは「完璧主義」傾向で、自己肯定感がとても低かった。
(なんで、こんな不器用なんだろう。なんで、うまくできないんだろう)
周りからも「完璧主義を捨てなさい」と言われていましたが、すごく苦しかった。捨てられるなら、捨ててるって! それができなくて苦しいのに!
けれど、最近はちょっとした自分のミスに対して、そこまで責めることがなくなりました。
「学生や社会人になったばかりのころに比べると、肝が座ってきたのかな〜」と思っていたのですが、結局のところ「完璧な人間じゃなくても、仕事はなんとかなるし、解雇されることもないし、働き続けられる」とわかったから、じゃないかな、と。
ある程度の長期間仕事をしていけば、大抵の場合、ミスをします。すると、わたしもあなたも完璧じゃないとわかる。そして、みんなで一生懸命リカバリーをしたりして、なんとかする(笑)。
けれど、完璧じゃなくても、ちゃんとコミュニティに貢献できている、働けるんですよね。やってみて、ミスをしたら修正すればいい。得意不得意は誰にでもある。ミスをしながら働くうちに、こういう認識修正ができるようになったみたいです。
そして、自分にも優しくなれるから心の受けるダメージが少ない。その分、次のアクションやもうミスしない方法を考えるのに費やすエネルギーも残る。他人のミスに対しても寛容になれる。すると、人に物事を頼むハードルもさがって、得意を生かす仕事が作れる。楽になる!
結局、「手放そう」と思っても手放せるものじゃないのが「認識」。けれど、経験を重ねていけば確かに変えられる、というのが今の私の結論です。