ちょっとでも、ちょっとでもいいから心地よく

ああ、湿気が苦手すぎてしんどい……。日本の梅雨、もうちょっとどうにかならないのだろうか。東南アジアのように、スコールのあとに空気がスッキリするかというと、そういうこともないし……。

そんなことが目下の悩み。毎年、梅雨の時期は一気に元気を失います。植物かなにかなのかな?(笑)

自分は小さな部屋に住んでいるので、正直にいうと場所をとる除湿機は置きたくない。でも、雨の日は部屋干しもしないといけない。まだエアコンのドライ機能を使うには気温が低いので、部屋にいるときは使うかどうか悩ましく……。そうなると、もうジメジメしすぎて!

とはいえ、ただ湿度に文句を言っていても仕方ないので、自分的にはいろんな対策を立てています。軽い気晴らしも兼ねて雨の日にやるのが、お香(インセンス)を炊くこと。

今はおしゃれなお香がたくさんあって、意外とリーズナブル。もちろん、匂いもいろいろあるんです。

私がよくインセンスを買っているのは、青山にあるLisn(リスン)さん。店内もおしゃれです。季節の香りを選んでくれたり、1本単位で購入できたり。行くだけでも、充分気分転換になります。

お香は少し湿気があるくらいのほうがうまく香りが広がるらしく、雨の日に使うのがぴったり。あと、わずかですが火を使うわけなので、湿度が下がるようです。数字はわからないのですが、体感値では不思議なことに意外とスッキリするのです。

あと部屋干ししているときは、「もしかして平安時代の薫物合の準備ってこんなかんじ?」と一人で妄想してみたり……。(※ 源氏物語にも出てくる、薫物の匂いを競う遊び)

もちろん火の元には注意ですが、「雨の日が続いたらお香を炊く」と決めておくのは意外にいい組み合わせかなと思っています。苦手な天気の日も、こういう楽しみがあることで自分を少しでもいい状態にできればなぁ、と。

結局、自分の機嫌がいいことって、周りにもいい影響を与えるので。

有限会社ノオト所属の編集者・ライター/ コワーキングスペース「Contentz」管理人。 テーマは働き方・学び方・メディア・朝ごはん など / 休日は喫茶店と東京宝塚劇場をうろうろ