「味わい」を記憶する

きのう、新しい言葉を知った。「屠体給餌(とたいきゅうじ)」だ。これは、毛皮や骨などが付いたほぼそのままの状態の肉をエサとして飼育動物に与えることをいう。例えば、動物園のライオンに骨つきの鹿肉をやる……というイメージである…

集中力と自己理解

大事な仕事ほど時間がかかるので、なぜか後回しになってしまう。仕事あるあるだと思う。シンプルに、スケジュールの中で集中できる時間を確保するのも難しかったり。私の場合は、難しめの原稿の編集が溜まってきたりするのがその状況であ…

日常の中で再現性を考える

よく眠れると元気だし、眠れないと元気がでない。つまり、日々を元気で過ごすにはよく眠れる環境をつくり、条件を揃えることが大切である。 私の場合、夕方以降にカフェインを飲んだり、夕飯を食べすぎると結構しんどい。でも、空腹すぎ…

やりたいことを探すための3つの時間

月に一度くらいはどこか違う地域に行きたい。特に、関東にいるから行けるところ。2023年はずっとそんなテーマなので、暇があるとどこで何をするかを考えている。現在は、見たい景色や行きたい展示を踏まえて、茨城行きを検討している…

スパイは影のヒーローなのか?

映画『007 カジノ・ロワイヤル』(2006年)を観た。もちろん、宙組をより深く楽しむためである。結論、キャラクターの名前とカジノに行くところ以外、ほとんど共通点はなかった。ファン向けの話になってしまうが、イルカもキャベ…

人の知性を信じたい

上野にある国立科学博物館はすごい。初めて行った時には圧倒された。まず、建物が美しい。文化財らしい。あと、展示量が膨大である。ここを作った人は、1日で見てまわる想定ではないのだろう。テーマの幅も広く、この中身がだいたいわか…

「産む」には論点が多すぎて

渋谷で開催された、産む物語を問い直す展示「産まみ(む)めも」を見にいった。SNSで話題になっていたが、とにかく企画内容を説明する文章がリアルかつ、本当にそうだなと思えて興味を持った。 「産む」は誰と、どんな日々をあゆみ、…

明るい人だ、ときっと思われているけれど

陽キャ、陰キャという言葉はあまり使わないけれど、私は周りから「陽キャ」だと思われているんだろうな、という自覚がある。そもそもいろいろな人が使うコワーキングスペースの運営者が内気キャラでいるのは職業的にも難しいので、まあ特…

家族の政治観についていけるか

アカデミー賞のリストは面白い。過去の受賞リストは映画史に残る名作ばかりだし、最新の受賞は世相を覗くことができる。今年、長編ドキュメンタリー賞を取った『ナワリヌイ』もまさにそんな作品だった。 ロシアの政治家、アレクセイ・ナ…

精一杯やったね、と言ってあげたい

なぎなたで一緒に大会に出たり、お稽古をしてくださった方が、転勤で地域を離れられることになった。競技人口、大人になってから始めるきっかけが少ないなぎなたの世界で、年齢差も比較的少なく、同じようなスピード感で学んでいける方が…