今日は4年に一度しか開かれない、統一地方選挙の後半戦ですね。これから投票予定なので、ギリギリになって調べたり考えたりしている私……。
しかし、「そもそも統一地方選とはなにか?」ってよくわからなくないですか? なぜ、一斉にやるの? でも、なんで投票がない地域もあるの? 日本経済新聞が運営するVoicyではこんな解説がされていました。
・地方の選挙を一斉にやる目的は、選挙関連費用を下げたり、選挙を盛り上げるため。
・終戦後の1940年代の終わりぐらいに始まったやり方。
・スタートした当時は地方選挙は100%統一地方選として行われていた。
・今回の統一して同時に選挙をしている割合は27%に留まる。
・東京だと、都知事選も都議選もこの統一地方選挙では行われておらず、現実として「統一」とまでは言いづらい。
・「統一」と呼べないほどにばらついてしまったのは、任期途中で亡くなったり何かの理由で辞職して席が空いたり、議会の解散で選挙をしないといけない……という出来事によって、臨時で選挙を行う自治体がたくさんあったから。
・時を経るごとにそのズレがどんどん大きくなっていった。
……というものらしい! なるほど! 選挙的には一大イベントだと思うのだけれども、テレビのニュースを全然見ない、ネットでの情報収集が中心の民だから、この微妙に重要な根本的情報にふれる機会がなかったのだろうか。
社会の中で真面目に生きているはずなのに、なぜこれを知る機会がなかったんだろう?と首をかしげています。ネット社会で生きる大人がもう少し気軽に社会の仕組みを知る機会がチャンスがほしいね!(個人的な関心領域でもある)
それにしても、候補者選びに対して今回はどんな視点を向けるのか。私は若い女性の候補が増えてほしいし、ネットをちゃんと使って区民とコミュニケーションを取る気がある人がいいし、まっとうな主張と人間性の人に投票したいと思っている。
でも、やっぱり女性の立候補者って少ないから、この条件だけでもかなり絞り込まれてしまう。幸い私が投票する自治体は定員割れしているわけでもないけれど、せめてもうちょっとネットを活用する候補が増えていくといいなぁと思うのです。
選挙権を持ったばかりの頃と、私自身の視点もどんどん変わってるな。完璧な投票なんてできないと思うけれど、その場ではできるだけちゃんと考えて、アップデートしながら取り組んでいきたいね。