頑張るのがカッコ悪い時代

ゴールに向かってちょっと無理して何かをする、頑張る。

最近はこういう考え方よりも、「力を抜いて楽しく」「自分のペースで」のほうがポジティブに受け止められていると感じることがある。もっと言えば、「頑張っている人、怖い。無理。近づかない」くらいに感じることがある。気の所為かもしれない。

そりゃ、余裕があるほうがいいに決まっている。でも、今の自分にはできないようなストレッチゴールに向かうとき、頑張らないままで行くのはかなり難しいと思う。

でも、できるだけ周りからは共感を集めたほうがいいし、手伝ってもらう必要がある。そのために、頑張っている人は「無理していない振りをすること」を頑張らないといけなくなっている。うーん、これはどうなんだろうか。結局、巻き込んだら頑張ってもらわないといけないのに。

基本的には好きなことをやっている、という立場にいたからって、クリアーできるものでもない気がする。我慢をまったくせずに達成できるものがあるなろうか。でも、自然に頑張るとか我慢とか、つらいと思わずに頑張ることはできるのかもしれない。

頑張っていないフリ、大変だけど重要なんだよな。

有限会社ノオト所属の編集者・ライター/ コワーキングスペース「Contentz」管理人。 テーマは働き方・学び方・メディア・朝ごはん など / 休日は喫茶店と東京宝塚劇場をうろうろ