「大切にされること」で心が回復する

なにげなくライターさん同士がしているのを聞いていたら、「編集者さんのコミュニケーション力はすごいよね」という話になった。別に私に向けた話ではないけれど、よく考えると編集者は非常にコミュニケーション能力を問われる仕事である…

なぜ優柔不断になるのか

春の嵐の天気から一変、穏やかな朝である。気持ちの水面もすーっと落ち着いた気がする。なぜか昨日は夕方から微妙に体調を崩してしまった。ダメな時はダメなのに、ちょっと諦めわるく仕事してたんだけど、やっぱり調子がでなかったので、…

明治に対応する浮世絵師たち

閉店、閉館、長期休業。もう行けないかもしれないと思うと、どうしても心が揺れる。三菱一号美術館と併設のcafe1894の休業情報が入ってきたのは、数カ月前のことである。のちに財閥となった三菱が、明治時代に政府から買い上げた…

環境で期待値は変えられるのか?

春の天気は不安定というけれど、メンタルも不安定になりやすい気がする。毎年繰り返される、気候の変化。私はとにかく雨や湿気が苦手なので、とにかく梅雨の時期は気をつけているが、急に寒くて急に暖かい春も気をつけたほうがいいんだろ…

喜怒哀楽を味わう人生を送るために

思いがけない人生のよろこばしい報告を聞き、ぱっと場の雰囲気が変わった。その瞬間は、リアルでもオンラインでも変わらない気がする。おめでたことは、おめでたい。 人生はそれぞれ全く違う。でも、世の中にはイベントごとがたくさん起…

倍速再生という違う角度の見方

大学生の頃、映画をほとんど観なかった。単純に映画館が高いのと、自宅に鑑賞しやすい環境がなかったこともあるが、シンプルに長くて苦手だった。大人になってからは、サブスクの動画サービスがうまく使いこなせなかった。結局、登録はし…

学ぶ場ではなく、お化け屋敷?

目黒にある寄生虫博物館に初めて行きました。戦後、食糧難に苦しむ日本人。さらに寄生虫にやられてなけなしの栄養を持っていかれていたらしい。そこで、当時医者をしていた創立者が私財を投げ打ち、普及啓発のために作ったのがこの博物館…

情報整理に問題があることに気づく

情報をいかに整理しておくか? これはかなり個性がでるし、正直なところ今の時代は、これがうまくできることが成否の質を分ける……くらいまで言えそうである。私自身、一生懸命に仕組みを作ろうとはしているものの、まだまだ試行錯誤を…

天知る、地知る、子知る、我知る

記事をつくる仕事をするなかで、なぜかはわからないが多分そうだんだろうな、と思う個人的ジンクスがいくつも見つかっている。その一つが、少しでも自信がない記事はなんとなく読まれないということだ。読者には作り手の迷いが伝わってし…

外の風を受け入れながら

Webメディア「ジモコロ」で書いた、モーニングの歴史に関する記事が公開されました。あー、面白かった。まず私自身がめちゃくちゃ好きな題材だったし、話を聞きたい人に会えた。この機に気になるお店もいくつかまわれたし、フォトグラ…