学習実践の場としての仕事と暮らし

先日、コミュニケーション・デザインにはコツがあるという話を聞いた。面白かったので、パートナーと一緒にドキュメンタリーを観る時に、実践してみることにした。相手が興味を持つであろう作品が明確だったので、一緒に観ようと誘ったのだ。

聞いた話を踏まえ、ゆったりとした照明をつけ、BGMをかけた。平日の夜は忙しくてさっと観て終わりがちだが、作品内容の良さも相まって、ゆっくり感想を言い合える非常にいい時間になった。ほんの小さな工夫なのに、全然心持ちが違うのだ。

何が良かったのかを考えると、やはりそもそも、「ちょっと工夫をしよう」と考え、実際にやってみたこと自体がよかったんだと思う。

今日から3月。1日、1週間、1カ月、1年はあっという間に過ぎていくの感じる。同じような毎日にならないようにするには、どうすればいいのか? 結局、新しいことを学び、学んだことを仕事や暮らしに取り入れて、工夫をすることだ。同じことを繰り返すのはつまらない。工夫をすると楽しくなる。

仕事も人生も、他者から与えられたことをこなす場ではない。学んだことをちょっとずつ取り入れて、似た出来事の繰り返しのなかで、より上質な時間になるように工夫をしていく。カッコいい言葉っぽいが、改めて工夫をして、実践していくことの大事さを感じる。そのためには、まず勉強から。もっと、この領域も学んでみたいな。

有限会社ノオト所属の編集者・ライター/ コワーキングスペース「Contentz」管理人。 テーマは働き方・学び方・メディア・朝ごはん など / 休日は喫茶店と東京宝塚劇場をうろうろ