スーツケースもバックパックも持たずに、海外ひとり旅してきたよ。(弾丸女ひとり旅の持ち物リスト付き)

海外に行き慣れてきても、荷造りには意外に時間がかかるもの。
特に移動が多い旅だと、スーツケースを引きずって行くのも、なかなか大変です。

以前は、一般的なバックパックを背負って旅行したこともあったんですが、慣れていないと重い!まじで!
ところで、そもそも「海外旅行に大きいバックパックは本当に必要なのでしょうか?」


そこで、10日間で3カ国(インドネシア、マレーシア、シンガポール)を周るという弾丸ひとり旅の際に、試しに荷物を自分の許せる限り小さくしてみました!旅の種類としては、「暑い国へ」「衛生的にはまあまあ」「節約したいけど、野宿はしない。安宿に泊まる」な典型的な安旅。カバンは、たまたま持っていたショルダーバッグを利用。

実際にやってみて思ったのは、「効率面」「衛生面」「安全面」のすべてから、荷物は小さく、軽い方がいい!ということでした。(特に女性がひとりで旅をするならば。)

小さい荷物にまとめた時に楽になったこと。

1. 運ぶのが楽。トイレが楽。
なんてったって、「旅=移動」。衛生的なお手洗いがあるとは限らないですし、ひとり旅で持っていくことを考えると、小さくて軽い方が楽です。
あと、傘に入るサイズなら、雨をあまり気にしない。いざとなれば走れるし!

2. 飛行機が楽。機内持ち込みができるサイズならば、荷物を待たなくていい。飛行機でのロストバゲージ(荷物が誤って違う飛行機に積まれること)を気にしなくていい。
混み具合などによるのでしょうが、荷物受け取りは意外と時間がかかります。その次の移動などがある場合は、持ち込みが楽です。さまざまな国とつながっている大きな空港では、ロストバゲージが多いとのこと。(ちなみに、ロストバゲージの確率は、「ネームタグ」をつけておくことでだいぶ減らせるそうです。)

3. 荷物を置き場を探すのが楽。小さなロッカーがあればいい。
荷物を安宿に預ける時、大きなロッカーがあるとは限りません。小さいロッカーしかないこともしばしば。ロッカーに入る程度の小さなカバンにして預けておくことで、バックパックを剥き出しで置いておくよりも安心感があります。さらにロッカーを借りないといけない時も小さい方が、金額は安いです。

実際にどれくらいの荷物で旅をしていたのかをご紹介。

使っていたカバンは、2つ!


◎mountaindaxのショルダーバッグ(手持ちかばん)


△Happy & Sac ナイロンショルダーバック(荷物かばん)

この旅のために特別に用意するのではなくて、家にあるものを使ったので、ショルダーバッグになりました。しかし、ショルダー2つだと若干かっこ悪いのと、片方の肩に負荷がかかるので、ショルダーバッグよりもリュックの方が体力的には楽です。笑
実際のカバンの中身をまとめてみたよ。
今回は10日間の旅でしたが、洗濯さえできれば1ヶ月くらいは十分に旅できるのではないでしょうか。
(※身に着ける、◎手持ちかばん、△荷物かばん)

【貴重品類】
◎パスポート
◎現金
(日本円は1万円などではなく1000円単位でも持っていくこと。適度な金額の両替がしやすくなります。)
◎財布(かさばらない、小さなものを)
◎クレジット / デビットカード (ジャパンネット銀行のVISAデビットとVISAの両方を使っていました。)
◎海外保険証(短期滞在旅行ならば、クレジットカード付帯保険で十分だったり。保険の内容は確認を。)
◎カギ(カバンなど大切なものには全てつけます。安全性の高いTSAロックを使用。)

【服装】
△服装3日分
・膝丈ズボン2本(普通のやつと、パジャマにもなるやつ)
・巻きスカート1枚
・Tシャツ2枚
・タンクトップ1枚
・薄手のシャツ一枚
・薄手の長袖パーカー1枚
・下着3日分
・薄手のタオル2枚。旅先でも処分できるものを。
→以上を、 圧縮袋にかける。多少シワになっても大丈夫なものがおすすめ。
→パジャマは次の日の服にします。
→暑い国で、薄い素材の服が多かったので、寝る前に洗濯して、夜の間に乾かしておりました。もし宿にドライヤーか扇風機があれば、それに当てたりもします。
△サングラス、メガネケース、1dayコンタクト
※腕時計
※サンダル(とにかく履き慣れたもの、そのままシャワーが浴びられるもの。行き先にもよりますが、意外とスニーカーでなくても良いのかも。)

【アメニティ】
◎ポケットティッシュ
◎虫刺され用薬(小さいやつ)
◎手指消毒
△洗濯用洗剤、洗濯ひも、洗濯バサミ
△化粧品
△アメニティ(小瓶に移し替えたシャンプー、リンス、ボディソープ、洗顔、化粧水、乳液)
→シャンプー、リンスは普段使いのもの。現地のものは質が悪くて、テンションが下がったりします。
△歯ブラシ・歯磨き粉、生理用品
△日焼け止め

【電子機器】
◎iPhone(おすすめアプリは、オフライン地図のMaps.me、安宿を探すためのAgodaくらい。)
◎iPod nano、イヤホン
◎簡易電子辞書(旅行対応の小さいやつ)
△一眼レフカメラ(当時、55-300mmの望遠レンズしか持ってなかったのもあり、一番かさばったかも。笑)
△モバイルバッテリー
△iPad mini(SDカードを読み込めるのを持ってくればよかった…。PCと電子書籍も兼ねてます。思い切って今回はPCは持って行きませんでした。)
△充電器、マルチ変換プラグ、必要ならば変圧器

【その他】
△折り畳み傘
△メモ帳、ボールペン
△手帳(書き物と記録が趣味なので)
△ビニール袋、ジップロック
△常備薬(箱から出して、ジップロックで小分けに)

荷物を小さくするためにしていた工夫。

1.そもそも、小さめのカバンしか持たない!!

これが一番大切だと思いました。海外に行くとなると、いろんなことが心配になって、荷物は自然に増えてしまいます。でも、そうではなく、必要最低限のものを持っていくことが身軽な旅のコツです。

2.自分の中で、「持っていくのは譲れない!というもの」と「割とどうでもいいもの」の線引きをしっかりとして、どうでもいいものは省く!

私の場合は、カメラと化粧品と手帳は譲れませんでした。笑 逆に服は割とどうでもよかったり。現地でも多くのものは買うことができます。ですが、手に入れるのが難しい薬や特定の化粧品などはしっかりと装備していきましょう。

荷物省略化の小ネタ
・すべては小瓶に+ジップロック。アメニティ、薬もとりあえず小ぶりのものを持つ!
・重複する機能は省く。(思い切ってPCは置いて来ました。)
・情報は写真で保存して、iPhoneで確認。ガイドブックは実は必要なかったり。
・本当に荷物が増えて来て困ったら、スーパーの袋をカバンに引っ掛けてかさまししてました!笑
・あとはお土産で多少かさが増すことは前提に。

以上です。自分の中の備忘録もかねて、かなりリアルな荷物リストを書いてみました。
少しでも、快適で楽しい旅ができますように◎

それではでは。

有限会社ノオト所属の編集者・ライター/ コワーキングスペース「Contentz」管理人。 テーマは働き方・学び方・メディア・朝ごはん など / 休日は喫茶店と東京宝塚劇場をうろうろ