使えるツールは使います

本日は仕事始め。早速、取材準備として普段はまったく接点がない業界の大企業について調べている。しかし、公式サイトに書いてある言葉は抽象度が高すぎて、よくわからない。あまりにもとっかかりがないことを学ぶのは、なかなか難しい。

インプット方法を考えた結果、とっかかりとして一番良かったのは就活生向けの企業研究・業界研究の動画だった。今は、人材会社によってアニメーション付きのわかりやすい解説動画が多数公開されている。大手企業の場合は、数十分で最近力を入れている事業の話から、働く人の生の声までがまとまっている。

Youtubeと甘く見てはいけない。これは、ビジネス文脈で新卒生向けに本気で作られたコンテンツなのだ。学生向け、と甘く見てもいけない。大人だろうと、知らない業界のことは素人なのだ。特に、結局これって何?といった、ストレートな問いに自分の言葉で答えられるくらいにはなる。

知らない業界についてインプットする時、大きいことから小さいことへ……という流れを意識すると、下記のように調べるのがいい気がしている。

・Youtube・Wikipedia(業界全体と業界内の位置付け、どんな会社なのかをざっくり)
・公式サイト(特に採用サイト)&SNS(公式発信で力を入れているポイントを探る)
・関連事業のニュース(トレンド、最新情報)
・書籍・雑誌(より深める)

もちろん、一番信頼できる情報はなにか、自分で見極めることは重要ですが。やっぱり、仕事の時間は限られているので、業務上のちょっとしたコツは自分の中でちゃんと整理して、効率的かつ効果的に仕事を進めていきたい本年。

◎今日のインプット
・Voicy 木下斉さん・ちきりんさん対談

▼面白かったポイント
・淡路島は橋がかかったことで、経済が激変した(農業→ベッドタウンへ)
・新幹線や橋ができると、若者が都会へ行きやすくなり、人口流出する
・土地はまとまって持っている人がいないと、大規模活用ができない(例:リゾート開発など)
・人材派遣会社は、人の集まらない地域の採用から人材管理を担っている
・人材派遣会社のフィーは高いけれど、使わないと採用できない若者がいない地域も多い

ニュースでは聞いていたけれど、あまり土地勘がないこともあってピンと来ていなかったことが整理された。他の地域と比較したり、歴史を考えたり、どうして?を考えたり。お二方がどういうふうに考えているのかがわかって気持ち良い。比較、掘り下げ。

有限会社ノオト所属の編集者・ライター/ コワーキングスペース「Contentz」管理人。 テーマは働き方・学び方・メディア・朝ごはん など / 休日は喫茶店と東京宝塚劇場をうろうろ