完璧じゃなくても、信じていく

ロイヤルホストって、11時まではドリンクバーにトーストとサラダがつくお店があるんです。モーニングメニューもあるけれど、無料サービスのモーニングが個人的に気になるタイプ。三が日は個人店はほとんどやっていないので、チェーン店ですがとても満足。そして、バンホーテンのココアはとても美味しい……。今後は一択かもしれない。

本日は、星組 東京宝塚劇場公演『ディミトリ~曙光に散る、紫の花~』『JAGUAR BEAT-ジャガービート-』で観劇始め。お正月に見にくるのは4年連続です。

今年は、奇跡的に宝塚歌劇団の創設者・小林一三先生の生誕150周年の日にあたり、スペシャルカーテンコールまで見ることができました。団歌とすみれの花咲く頃、どちらも素晴らしい歌声でした。お正月から、幸運この上ない。生まれてきてくれて、宝塚歌劇を作ってくれてありがとうございます……!(紅ゆずるさんの退団公演の大千穐楽風に)

しかし、帰宅をしたら公演中止の報が。残念ですが、感染された方が軽症であり、組子やスタッフさんの間で感染が広まらないことを願っています……。

正直なところ、人がつくったものというのは不完全だとわかっています。特に多くの人が関わる場合、そこでは軋轢が生まれることも。年末にはこの件でずっと心がザワザワしていました。

でも結局、私は唯一無二とも言えるこの宝塚歌劇が作ってきた文化を心の底から愛してやまないファンなのです。どうしても、他のエンタメでは得られないエネルギーをもらっている。だから、ダメなところがあれば、少しずつ改善していける団体であることを信じて、今年も応援していこうと思っています。がんばって、劇団!!!

◎今日のインプット
武道と日本人 世界に広がる身心鍛練の道(魚住孝至)
私はなぎなたが趣味で、年始には行事もあるので、あらためて武道についてちゃんと考えてみることにして、手に取った1冊。武士の技能から始まり、幕末にはテロに刀が使われたり、戦争のために使われたり。あげくGHQに禁止令を出され、スポーツ化を強調することによって、回復を遂げた“武道”。意外と波乱の歴史。なぎなたがひらがな表記なのも、「武器」を連想させる表現を避けるからだそう。

この流れから、日本では伝統文化でありながらも、武道の精神性は意図的にあまり伝えず、あくまでもスポーツとして押し出していく方針に。現在の人口減少に伴い、部活で武道をやる人は弓道部以外は減少しているそう。反面、国際的な人気は高まっている。武道は、これからどうなるのか?

なんとなく気になっていた疑問にもさりげなく答えられていて、武道の全体像を探ることができた1冊。たまに国旗に対して礼をしているともやもやしたりしたので、自分がやっていることを客観的にふりかえるのは大事だなぁ。

有限会社ノオト所属の編集者・ライター/ コワーキングスペース「Contentz」管理人。 テーマは働き方・学び方・メディア・朝ごはん など / 休日は喫茶店と東京宝塚劇場をうろうろ