何かが手につかない時、先に不安がある時。私の場合は、だいたい何かが散らかっている。
断捨離好きが高じて、家が散らかることはほとんどなくなった。というか、ものが多いとすぐに何かを無くしてしまうので、できるだけ減らそう……という強い意志のもとに生活空間を作っている。しかし、そんな私でも小物や書類、そして本は簡単に増えていく。なので、定期的な見直しや仕組み作りは必須だ。
そんな状況なので、無形物はより一層あっという間に散らかる。勉強したいテーマやプライベートのプロジェクト、進めないといけない人生のタスク……。
そして何よりも関わってくるのが、仕事のタスク。編集者という同時進行で複数のプロジェクトをやる仕事をしているので、必然的な面もあるが、散らかってしまうと本当にしんどい。
最近、片付けコンサルタントの近藤麻理恵さんの共著『Joy at Work 片づけでときめく働き方を手に入れる』を読んでいる。(私は片付けの本を定期的に読む習慣がある)
仕事に関する片付けの本なのだが、
・祭りの片付け(一気に状況を変える集中した片付け)
・日々の片付け(日々続けるちょっとした片付け)
に大別されて話が進んでいる。
なるほど。私の場合、物に関しては朝起きた時に散らかっているのがどうしても許せないので、夜にも日々の片付けを細々としている。しかし、仕事の場合はちょっとデスクトップやメールボックスが散らかっていても気にせずに持ち越してしまうことがある。ここにちょっとした違いが生まれている。
ということで、先日読んだ『ドイツ人のすごい働き方 日本の3倍休んで成果は1.5倍の秘密』を見習って、毎日帰りにはいろいろなものを片付けるようにしている。ポイントは片付ける時間をとっておくことだなと思った。
私の場合、メール返信というタスク名にやる気が生まれないので、「整理」というタスクを書き込んだ。うーん、こっちの方が見ていて気持ち良い。ということで、これから仕事をある程度きちんと整理することにした。1日目はかなりうまくいき、気持ちよく物事が進んで行った。
さて、1週間ではどれくらいの変化が生まれるか……。乞うご期待(自分が自分に)。