現場を見に行って思うこと

早朝集合の仕事をすると、もともと起きててよかった〜!を痛感する日々。我ながら1ヶ月半くらい続くとは。このまま習慣にできるといいなぁ。

さてさて、その流れから仕事でとある工場を訪問した。結論、職人さんってすごい。現場で価値を生むっていうのは、体力も気力も、もちろん技術もいる。そして、話を聞くとその工程の技術向上に誇りを持ち、チームで切磋琢磨している。

さらに現場であればあるほど、素材などを管理することが優先されるため、温度など快適ではなかったり、危険を伴うケースもどうしてもある。本当にすごい仕事だ……。かっこいい、と心から何度も思った。

ヨーロッパ(主にフランス)の方で使われている言葉、下記のものがある。

Buying from artisans(バイイング フロム アルチザン)
=「モノは(地域の)職人から買え」

製造現場を見にいけば、きっと誰もがそう思うのではないだろうか。ただ、現代はそれがちょっと遠い。だから、たまにものづくりの現場を見に行くと、気持ちが盛り上がるし、買ってしまう。ものづくり、やっぱりすごい。

私たちの業界に置き換えてみると、やっぱり現場に入って言葉を引き出してまとめ、文字にするライター、カッコよく美しい写真を撮ってくれるフォトグラファーは職人だ。敬意をもって接したいし、私もその現場の中で「編集者」というちゃんとした職人でありたいと思う。

現場で価値を生み出すのは大変だ。イレギュラーなことも多い。しかし、それを超えてプロになるんだ。現場で刺激を受けながら、現場でもっと頑張ろう!と思うようになった私なのでした。いい経験をさせてもらっている。

有限会社ノオト所属の編集者・ライター/ コワーキングスペース「Contentz」管理人。 テーマは働き方・学び方・メディア・朝ごはん など / 休日は喫茶店と東京宝塚劇場をうろうろ