釣られて休もう、それでいい

8月になった。お盆はまとまった休みををなんとかスムーズにとるために、一生懸命に仕事の調整をしている。

長期休暇を取りたい理由はいくつかあるが、土曜日休みになったので、長期連休が作りやすくなった今年こそ、という気持ち。休みに関する連載を作っている身としては、やっぱり自分も体験しておきたいという気持ち。単純に、やってみたいことがあるという気持ち。

ということで、先陣を切ってクライアントとチームメンバーに休みを宣言し、仕事の締め切りやアポを調整しまくっている。

まとまった休みがとりにくかった身としては正直、こんなに休んでいいのかな?とドキドキした。が、不思議なことが起きた。チームメンバーも皆、同じくらいの期間まとまった休みを取ることにしたのである。なんと……!?

結局、周りが休んでいるときっと休みやすくなるんだな……。あと、やっぱり世間のタイミングで休んでおくと、何かと気持ち的には楽だし、言いやすい。つまり、反対に周りが休まないと休みにくい、すごくシンプルなループ。多数派に、人間の行動は引っ張られるのだ。

フランスでバカンスが取れるのも、取るのが当たり前だからなんだろうな、と思う。釣られて休めばいいのだ、それで。個人的には、もちろんズラした休みも別途取りたいので、そこは要調整かな……(笑)。

有限会社ノオト所属の編集者・ライター/ コワーキングスペース「Contentz」管理人。 テーマは働き方・学び方・メディア・朝ごはん など / 休日は喫茶店と東京宝塚劇場をうろうろ