気候に合わせて働く

バタバタと体調不良者が出ている。40度の暑さに、いつのまにかやってきたコロナの流行。普通に生きているだけで、体調を崩さないでいるのが難しい状況になっている。「ご自愛ください」と言いたいけれど、どう考えても限界がある。

結局、暑い国にも寒い国にも、その気候を乗り越えるための文化がある。家のつくりかた、服装、1日の過ごし方……など。もともと温帯に位置する日本は活動ができる時間帯の差が1年で少ないし、気候も比較的おだやかだから、集団で出かけて機械を動かす、みたいな働き方は向いていたんだと思う。(思えば、それすらやりにくい国はたくさんある)

だけど、今の日本は集団で出かけて暑い場所で作業などしていると、あっという間に体調を崩しかねない場所になってしまった。恐ろしい……。

ということで、私たちの生き方・働き方は今の気候にマッチしていない。リモートワークは柔軟にしたほうがいいし、労働時間も気温で決めたっていい。そう、どちらかというと、気候に合わせて働くことが大切なのではないか。だって、地球温暖化はなかなか止められないんだもの。

日本が今、研究するべきなのは暑すぎる国の働き方なのかもしれない……と思うのであった。

有限会社ノオト所属の編集者・ライター/ コワーキングスペース「Contentz」管理人。 テーマは働き方・学び方・メディア・朝ごはん など / 休日は喫茶店と東京宝塚劇場をうろうろ