「休み」を選ぶタイミング

私は皆勤賞の常連であった。どのくらい常連だったかというと、年度途中で引越しをした年少を除くと、年中〜高3まで受験などの都合以外で学校を休んだことがなかった。ちなみに、妹も同じらしい。あんまり子どもの頃は風邪をひかなかったらしい。

もちろん元気なのはいいけれど、そのせいか、私は行事や習い事を休むのが苦手である。決まった予定なのに行かないってどうなの?と普通に思ってしまう。

もちろんいい生徒なのだが、たまに体力的に無理しちゃうのがよくない。ちょうど、体調が悪い日が続いている。なんとなくだるいし、とにかく声が出ない。声を出すスポーツなのに致命傷だ。これでいいお稽古なんてできるわけがないのに、心では休んでいいのかな……という声が聞こえる。

でも、最近はこういうときにはもう無理をしないと決めている。なぜなら、周りに迷惑がかかるから。たとえば、一緒に暮らしている人があんまりヘロヘロしていると心配になるし、単純に家事などの負担を相手に押し付けてしまうことになる。仕事も同じ。

だから、無理をしてまで行く必要はない。限界になるちょっと前のタイミングで、自分に見切りをつけること。ちゃんと快復できるように調整するのもきっと自己理解の深化なのではないだろうか。ちゃんと休めて、すごいぞー! さて、回復しますようーに。

有限会社ノオト所属の編集者・ライター/ コワーキングスペース「Contentz」管理人。 テーマは働き方・学び方・メディア・朝ごはん など / 休日は喫茶店と東京宝塚劇場をうろうろ