そして、伝説へ……

あっという間に、クロージングパーティーの1日も終わってしまった……。当日は、いつもやっていたゆるゆるなランチ会から、3時のコーヒー会、そして夜のパーティーまで、できることは全部やった。1日がかり、Contentz最後のハレの日でした。

懐かしい会員さんや先輩方が続々と来てくれて。中には北海道や和歌山といった遠方だったり、「来週が予定日です!」という臨月間近な方まで。わー、もう感謝感謝!!! 言葉にできません!! すんごく幸せですね、私は。終わった後も、いろんなことを思い出してしまい、正直あんまり眠れませんでした(笑)。

夜のパーティーは1年単位で大変だったことや楽しかったことを思い出しつつ、たくさんの方が主役になれるよう、スピーチの中でもマイクをたくさん回し、お話をもらいました。全員に回したかったのですが、お時間の関係で主に閉店まで残ってくれた会員さん中心に。あと、尊敬する編集者でもある当社の代表に「スライドもスピーチもすごい、さすが編集者!」と褒めてもらったことは、コワーキング運営者×編集者という変わり種キャリアを歩んできた私にとって、大きな励みであり、成長も感じられ、心がきゅうとなりました。

クローズはやっぱり寂しいですが、本当に一仕事を終えたんだな……というのを、今しみじみと感じています。さて、Contentzは私の人生を大きく変えた場所でしたが、みなさんの人生にとってはどうでしょうか?

最近、何かが伝説の存在になる条件の一つが「終わること」なんだな、と思っていて。全力で走り、役割を果たし、絶頂期できちんとした「仕舞い」を迎えること。

Contentzも「ほんと、あそこはすごかったよね!!」といつか思い出してもらえる存在になれていたらいいな。のちの世界からどう評価されるかはわからない。でも、誰かにとっての伝説のコワーキングスペースへ。少なくとも、私は超大作のハッピーエンドのような皆さんの笑顔を一生忘れません。

有限会社ノオト所属の編集者・ライター/ コワーキングスペース「Contentz」管理人。 テーマは働き方・学び方・メディア・朝ごはん など / 休日は喫茶店と東京宝塚劇場をうろうろ