イベントは人生のタイムスタンプ

私が運営してきたコワーキングスペースが、とうとう明日、本当に最後の営業日を迎える。

仕事と並行しているためひいひい言っているが、仲間の力を借りてなんとか準備を進めている。私の担当は、まさにコワーキングスペースの歴史を振り返るトークの部分。そのため、深夜までこれまでの10年の歴史を振り返るスライドを作っている。

「あ〜〜〜、もうエモーショナルが溢れて泣きそう! だめだ!! 今日は普通に仕事して、明日スライド作ろ!!!」を繰り返していたら、本当に期日が迫ってきてしまったので、ラストスパートだ。言い訳しておくと、ちゃんと計画性はあったけど、心が追いつかなかったんです!! もうちょっと手を入れたいので、当日のギリギリまで粘る予定……。

さて、コワーキングスペースの日常がいかに美しかったか、先日もここで振り返った。けれど、結構難しいのはその日常の美しさは10年を振り返るスライドのなかでは、うまく表現することができないことである。やっぱり日常って写真を撮らないから。それに、日付がついてないんだ。

だから、今回は密かに「コワーキングスペースの日常」である、会員さんの作業風景をちゃんと撮り溜めてきた。我ながら、ナイスアイデアだったと思うので、そのあたりをうまく使って日常が一番の大切で、愛しかったことを皆さんに伝えられるといいな……。

さて、コワーキングスペース会員で占い師の方から、オープン日の数字の占いを添えた、応援メッセージが届いた。ちょうど私も正しいオープン日を調べている時だったので、思いがけずどきり。その温かいメッセージに、もう泣く、泣いちゃうって〜〜!! 今からクライアント訪問なのに……!(そう、当然だけど、普通に仕事している……)

さて、クロージングパーティーが多くの人にとって、思い出の1ページになりますように。明日は、人生にちゃんとタイムスタンプを刻む日です。

有限会社ノオト所属の編集者・ライター/ コワーキングスペース「Contentz」管理人。 テーマは働き方・学び方・メディア・朝ごはん など / 休日は喫茶店と東京宝塚劇場をうろうろ