盆踊りの地域性

私が育った愛知県一宮市は、日本三大七夕まつりにをやっている街であり、夏はかなり祭りのシーズンである。アーケードに並ぶ七夕飾り、出見世と人であふれる神社の境内……。近所でも太鼓を叩いて、浴衣を着て、盆踊りをする。小学校で全員踊り方も習うので、わりとみんな踊れていた気がする。

夕方、たまたま夏祭りに遭遇したので、盆踊りに参加してきた。しかし、なにかが違う。そう、音楽が地域のものなのである。炭坑節につられて出てきたけれど、残りは東京音頭と品川音頭であった。知らん……! 最後は、すっ……と静かに品川音頭で終わってた。え……、東京の盆踊りはそんなに静かに終わるの……!?とびっくりした。なかなか硬派である。 

よく考えると、盆踊りの選曲は地域性が高いのである。たしかに織姫音頭(一宮の曲)はかかるわけがない。(東京音頭、しながわ音頭もいい感じだったので覚えたけど)

私の育った地域では、「ダンシング・ヒーロー」「およげ!たいやきくん」「おどるポンポコリン」「恋のダンスサイト」などを昔から踊っていた。よく考えると不思議な気もするが、めちゃくちゃ普通だったので、特に考えたこともなかった。少なくとも私が子どもの頃に盆踊りの一番の人気曲は「ダンシング・ヒーロー」である。みんなで掛け声を出して踊る。むしろ、大人になってから再ブレイクしたのを見て驚いた。

▼盆踊りは「ダンシング・ヒーロー」謎の進化を遂げた地方があった!
https://withnews.jp/article/f0180811000qq000000000000000W04410601qq000017788A

最近は知名度が上がり、東京でも踊られるようになってきたらしいけど、ダンシング・ヒーローでアゲて締めるのが普通だと思っていたので不思議である。しかし、盆踊りというかほとんどディスコ?みたいなものだったのか……?と思うと不思議である。

いずれにせよ、盆踊りは楽しい。昔ながらの地域の集まりの名残だし、何も知らなくても混ざれるのが良い。どんどんチャレンジして、伝統と革新をすればよい。

有限会社ノオト所属の編集者・ライター/ コワーキングスペース「Contentz」管理人。 テーマは働き方・学び方・メディア・朝ごはん など / 休日は喫茶店と東京宝塚劇場をうろうろ