ゲームと自己理解

諸事情(ご察し)で、ゲーム『ファイナルファンタジーXVI』を理解する必要が出てきたため、同居人がチュートリアルをやるのを見せてもらった。私のFF理解力は、小学生時点で止まっているが、さすがPS5。圧巻の美しさである。自宅の100インチサイズで投影していたこともあって、ほぼ映画。なんともお見事。

文化・歴史好き目線では、「この地名から察するにきっと海が近い」「この感じはキリスト教圏を舞台にしているはず」「説明されないがこの人は多分人質」「シヴァのモデルはシヴァ神?」などを好きに言い合えて楽しい。

ただ、割と初っ端から、ゴブリンとかモルタル?みたいな、まあまあダークファンタジーなキャラクターもいるし、思ったよりも主人公は返り血とか浴びてて、ちょっと引いちゃった……。むしろ「異民族を、ただ異民族というだけでいきなり攻撃するなんて、そんな……」とかなっちゃう。見た目が怖い相手なら、問答無用で倒していいのか!? それとも、ゴブリンは動物みたいな位置付けなんか!? モンスターが出てくるとわからん!

あと、私がびっくりするほど、戦闘に興味がないので、移動だけしてストーリーが進めればいいのに……なんて、ゲーマー度ゼロの感想を持つ。ボタンの操作も難しすぎて、できる気がしない。

これはストーリーを隣で眺める→戦闘シーンは別のことをする……を繰り返すしかないのではないか。邪道で申し訳ない。でも、ストーリーが知りたいのじゃ……。基本設定は1時間でわかったけど……。初心者がめちゃくちゃ簡単にストーリー理解ができるバージョンを出したらニーズあると思うんですが、いかがでしょう!?

とはいえ、私が宝塚歌劇宙組版『ファイナルファンタジーXVI』を観られるのは、早くとも2024年7月と推察。なので、1週間に1時間くらいのペースでのんびり進めても間に合うはず。って私はいいけど、同居人さんは絶対そんなスピードではプレイしないよね! なんでゲームとか舞台にしちゃうの!!(そもそも論!)

そして、大逆転裁判をまだ積みゲーにしている。ゲームにハマれるタイプだったらよかったのになー。ハマれないタイプとわかったことは自己理解の一歩かな!

有限会社ノオト所属の編集者・ライター/ コワーキングスペース「Contentz」管理人。 テーマは働き方・学び方・メディア・朝ごはん など / 休日は喫茶店と東京宝塚劇場をうろうろ