ひとり地域歴史探索のススメ

急ぎのタスクに翻弄されている……。こういうのは、早いうちにやっておけばよかったんですけど、その時期には別のやることがあるというね。文字通り、ドミノ倒し! 知ってるよ、大切だけど締め切りに余裕があるものにもちゃんと時間を割く重要性は!

さて、今日は自分のためのメモ。あまり情報をもたない状態である地域へ一人フィールドワークに行ったとき、何に注目をしていくか。前提として、完全に仕事ではない動きです。

・特定の地域へ行きたい!と思う理由が2つ見つかったら、決行。GOGO。だいたい、1日予定が空いている日にやります。

・到着後はまず、駅を観察する。それぞれの路線&駅前の雰囲気でいろんな特徴がある。観光案内的な資料やフリーペーパーがあるはずなので、入手する。これらの情報から、この地域にどういうものがあるのか、何がヒントになるのか、目星をつける。

・徒歩移動中はYoutubeで地域開設している動画を、お散歩オーディオとして再生する。背景情報がわかって便利。駅でもっと細かいテーマを見つけられていたら、それを調べてもOK。地理と産業、キーパーソンがわかると、いろいろ見え始める。「地域名 歴史」とか入れると、いろんな情報が出てくるので、信頼できそうなものを選ぶ。

・地域の博物館や名勝地へ行く。私の場合、だいたいこれがメインの目的地になっている。かなりじっくりと読む。細かすぎる説明はあまり気にせず、地域のおおまかな変化や文化を掴むイメージ。実際にここでしか見られない資料や体験ができるならば、楽しむ。特定テーマの博物館は本当に楽しい。企画展に合わせて、訪問時期を選ぶことも。

・地域で長くやっているであろう、いい感じの喫茶店か名物料理の店へ行く。やっぱりいいお店には呼ばれている感覚がある。あと、地域の本が置いてあれば、休憩も兼ねてのんびり読ませてもらう。私は話しかけられ顔?なので、一人でいると店主さんや常連さん?に絡んでもらえることも多い。

・Google Mapで気になった場所があれば寄ってみる。「史跡」的な場所は、基本的にとても丁寧に案内板があるので、ゆっくりと読む。その内容に導かれて次の目的地が見つかることもある。地域にひっそりとたててある看板は、意外と重要だから読んだほうがいい。RPGだったら読むでしょ。

・もし遠方だったら、事前に地域に関する新書を1冊手に入れておき、帰り道の公共交通機関で読んで復習する。すべてが立体的になって、とても楽しい。特に該当する本がないときは、関連しそうなYouTubeや地域の最新の情報を眺めて帰る。楽しかった。

だいたい、こんな感じ。日本橋でも外苑前でも所沢でもこんな感じで訪問しては遊んでいる。一人地域歴史探索。遠方の場合、ガイドさんを頼むこともあります。

人と何かエンタメ的にゆっくり観光に行くのも楽しいんだけど、とにかく街を観察して、文化・産業・歴史を勉強する!と決めて行くフィールドワークもめちゃくちゃ楽しいので、オススメです。隣の駅からでもできます!!(都内なら、三越前や日本橋とかも楽しい)

有限会社ノオト所属の編集者・ライター/ コワーキングスペース「Contentz」管理人。 テーマは働き方・学び方・メディア・朝ごはん など / 休日は喫茶店と東京宝塚劇場をうろうろ