「重たさ」との付き合い方

ある責任を解かれたとき、驚くほどにカラダが軽くなる経験をした。精神にのしかかるなにかはこんなにも身体に影響を与えるのだ、とその時に初めて理解した。幸せな、解放期間だった。

責任とかやるべきことが全くない人生なんて、ない。だから、この「重たさ」とうまく付き合っていくポイントは仕事と休みををちゃんと上手く切り替えられるのかとか、そういうことなのかもしれない。でも、数年に一度くらいはすべてをリフレッシュした方がいいと思う。多分、それが部署異動であり、退職や転職なんだと思う。あとは案件をバラすとか、長期休暇。

あと、人によって、担当するプロジェクトがどれくらいの長さなのか?には感覚的な向き不向きがあるらしい。数日、数ヶ月、数年、数十年。成果が出るまでにかかる時間は仕事によって違う。そのあたりもポイントなのだ。

さて、そう思うとやはりメディア運営とか店舗営業には終わりがコントロールできない。特に、「雇われて」やっている場合。じわじわと先が見えない「重たさ」を抱え続ける。でも、無限に続くように思われるけれど、来月に突然おわってしまうことも考えられる。そこは、心のなかで、自分自身が付き合い方を決めるものなのかもしれないね。

有限会社ノオト所属の編集者・ライター/ コワーキングスペース「Contentz」管理人。 テーマは働き方・学び方・メディア・朝ごはん など / 休日は喫茶店と東京宝塚劇場をうろうろ