栄養とストレス

栄養に関する情報って、何が正しいのかをかなり判別しづらい。特にネット上に書いてあるもの。幸い、確かな情報源の話を聞く機会があるのですが、人体と食べ物が引き起こす意外な化学反応みたいなものが面白い。

たとえば、玄米に含まれるフィチン酸はそのままだと、キレート作用という鉄分などと結合する性質があり、鉄の吸収を阻害するそうだ。そのため、一晩水につけて発芽玄米にするとその能力が失われるからよりよい……など。オシャレのためにでも、おいしいから発芽させているわけでもなかったのである。面白すぎる。

最近、個人的に心に刺さったのは、「ストレスでマグネシウムが減少する」と言われていることである。なんてことでしょうか。一生懸命生きて、働いていて、心を動かしているというのに……。それで食べた栄養素が失われるなんて悲しすぎないだろうか。

ということで、貴重なマグネシウムを浪費させないためにも、単純にあんまりイライラとかせずにすーっと流せる自分になるといいんだろうな、とふいに思った。マグネシウムは不足しやすいので……。

栄養の話、やはり面白すぎる。鉄分とか意識し始めたら圧倒的に楽になったものもあるので、自分の身体に足りてない栄養とか専門的な診断してほしいんだよなぁ。ああ、食べるものって大事。タンパク質とる。

有限会社ノオト所属の編集者・ライター/ コワーキングスペース「Contentz」管理人。 テーマは働き方・学び方・メディア・朝ごはん など / 休日は喫茶店と東京宝塚劇場をうろうろ