シンプルに私は人と会うのが好き

自分が内向きになっている。コロナになってから、「積極的に外と関わらなくてもいい」という許可を自分に出して、いつのまにか甘えてしまっていた。仕事以外の機会に、新しい人とどれだけ出会ったというのだろうか。

もう少し周りとの関係を作ったほうがいいと思っているのに、実行できないのつまんないな。ということで、久しぶりに平日夜にちょっとした勉強会+懇親会のようなゆるいテーマのイベントへ参加。あえて、業界の人がいなさそうな場を選んだけれど、大正解。

・肩書を名乗らずに会話していたら、最後に以前に取材した会社と発覚(2人)
・よく同じ場所のイベントにいると発覚(1人)

などめちゃくちゃ共通点がカンタンに見つかる。やはり、平日夜にフットワーク軽くいる人が集まる場所ってあるんだなぁ。別に企画探しだけが目的ではないけれど、単純に面白かったし、普段は使わない刺激があった。

五感を使って議論する面白さ、人と繋がれる雰囲気をどうつくるか、どうやっていい意見をたくさん出すか、なんと名乗るか、スライドをどうつくるか、音楽をどう使うか、今流行りのSNSはどれなのか。お客さんとして体験するからこそ、流れ込んでくる。面白かった。

こうやっていくと、私は本質的に知らない人たちとつながっていくのを面白いと思っているんだと思う。SNS全盛期のころに大学時代を迎え、なんのためらいもなく発信をして、多くの人とつながってきた私。外に向いてこそ、元気が出るタイプである。

このマインドは、楽しいという感情に裏打ちされている。楽しいから、やりたいのだ。やる必要があるから、やるわけではないのだ。

今はチーム運営の難しさを感じている。忙しい中で、どうしたら興味を持ち、リソースを割いてもらえるのかに苦心している。やらないといけないからやる、ではつまらない。楽しくて、興味があるからやる!というマインドをどうやってつくればいいのかなぁ、答えが出なかった。

有限会社ノオト所属の編集者・ライター/ コワーキングスペース「Contentz」管理人。 テーマは働き方・学び方・メディア・朝ごはん など / 休日は喫茶店と東京宝塚劇場をうろうろ