寂しさとどう付き合うか

断捨離の番組を見ていると、寂しさは人の心に大きな影響を与えるのだと分かる。寂しさを埋合せるために、ものを買いまくる……という行動に出る人は本当に多い。

そんな私も、結局のところ、寂しいのである。一緒に住んでいる人がいても、家族がいても、きっと子どもがいても、寂しい。それがなんとなく分かるようになった。どこかで折り合いをつけない限り、無限に寂しいのかもしれない。そして、思ったより、他の人も寂しいのではないだろうか。

私の場合、ものではなく、コンテンツでその寂しさを埋めている。何かをインプットし続ける、ずっとずっと。幸い、インプットが多様なほうがいい職業についているので、役に立っている。

しかし、寂しさの根本が埋まらない限り、どこかでボロが出る。では、どうしたらいいのか? 私の答えは「友達と遊ぼう」である。小学生みたいだけど、それである。「死ぬ前に後悔したこと」というランキングの中にも、友達とまめに連絡を取らなかったこと……は入っている。

もし大事な友達がいるのなら、長く付き合いたい友達がいるのなら、とにかくkeep in touch!!!(外国人の友達ができると、ず〜〜〜っと使うこの言葉!)  数年に1回でもいいので、自分から連絡をとって、相手を誘ってみることだ。迷惑かなぁと思ったとしても、意外に相手もこちらに気を使っていて誘ってくれなかっただけだったりする。

こういった流れから、今の私にとって寂しさを埋めるもっともいい方法はは「友達を誘うこと」である。となると、本当は家で遊びたい。いっそ、住み開きくらいの感じでオープンにしていたい。シェアハウス暮らしが長かったせいもあると思う。

私の断捨離気質と住み開きを合わせて、めちゃ片付いていて物はあんまりないけれど、友達が気軽に遊びに来てくれる家。いいなぁ、すごくいいなぁ。

有限会社ノオト所属の編集者・ライター/ コワーキングスペース「Contentz」管理人。 テーマは働き方・学び方・メディア・朝ごはん など / 休日は喫茶店と東京宝塚劇場をうろうろ