改めて当たり前すぎることを言います

100人中130人くらい同意してくれると思うのですが……

「天海祐希さんって、本当に本当に本当にめちゃくちゃ素敵ですね……!?!!?」

ほら、そう思うでしょう。

本日公開予定のゲキ×シネ『薔薇とサムライ2−海賊女王の帰還−』。2022年秋に劇団☆新感線42周年興行として富山・新潟・大阪・東京にて上演した作品である。公演が行われた時、天海祐希さんの男役!みたいなのが観られるという評判を聞いていたものの、チケットを取り損ない……。幸い、映画館で観られる時期が決まったので、予習として2011年公開の『薔薇とサムライ』の映像を配信でみました。便利な時代。

時は17世紀、ヨーロッパのイベリア半島。天下の大泥棒・石川五右衛門(古田新太)は女海賊のアンヌ・ザ・トルネード(天海祐希)の用心棒として、地中海で暴れ回っている。

ある日、アンヌが小国の王家継承者だと判明。王亡き後の腐敗政治を聞いた彼女は、生粋の男気で女王就任を引き受ける。最初の仕事は海賊の討伐。不本意ながら、アンヌの仲間を守っていた五右衛門と対立することに。

一連の出来事を不審に思った五右衛門は、アンヌを救い出すべく城に乗り込んだ。そこで、五右衛門が見たものは……!? 五右衛門とアンヌ、ふたりの運命やいかに……!!

薔薇とサムライ|ゲキ×シネ – 「演劇×映像」の新感覚エンターテインメント

もうね、3時間もあるんですけど、この作品の天海祐希さんが演じるアンヌ様があまりにも素敵で!!! 私は大変驚きました。だって、天海祐希さんは1995年に宝塚歌劇を退団されています。つまり、この作品の時点で男役をやめて16年、そして「2」の時点では27年も経っているわけで……。

でも、いっそ心のどこかでオスカル(←ベルばら)を感じる……という見事な美しさ。映画やドラマでお芝居をしている天海さんは観たことがあったけれど、ミュージカルで歌ったり踊ったりする近年の天海さんをちゃんと観たのは初めて。これは狂ってしまう……。なんていう造形美なんだ……。いつ画面に映っても最高に美しい、画面にいないと寂しい。ダンスも歌もうまい……。こんな顔になりたい……(いや、絶対持て余すけど)。

私は子どもの頃、『女王の教室』の阿久津真矢役の天海さんに出会い、震え上がった挙げ句、EDで髪をといてEXITを踊る天海さんに私のハートは持っていかれているんですけどね……!? 大人になってからも何度でも夢中になってしまう。すごすぎる。

天海さんは宝塚歌劇団退団後は、あえて舞台ではなく映像の仕事を中心にやっていたと伺っていたので、舞台をあまりマークしていなかったのですが……。やはり舞台ファンとしては、舞台作品に出られているときにこそ魅力を感じるし、男役っぽい役なのが本当に最高なのですよ。私、小さい頃から今まで好きなものが全く変わらないな……。

幸い、我が家では50年分の宝塚作品の映像を収集しているので、近々ゆりさん(←天海さん)の現役時代の舞台も観ようと思います。やっぱり、こういうときのためにアーカイブはあるんだよね。あ〜、私が現役時代にタカラヅカを観ていたら狂っていただろうな〜と思う方がまた出てきてしまった〜〜〜。タカラジェンヌの皆様、一生私の心を奪ってくれ〜。

有限会社ノオト所属の編集者・ライター/ コワーキングスペース「Contentz」管理人。 テーマは働き方・学び方・メディア・朝ごはん など / 休日は喫茶店と東京宝塚劇場をうろうろ