技術の発達には逆らうな

新しい家電がきた。正確には、もともと使っていた家電のリニューアルである。性能は良くなったし、できることが増えた。しかし、もっとも活用していた機能が使えなくなってしまった。使うタイミングが変わるくらいの大きな変化である。

私が望んだリニューアルではないのだが、あまりにも大きな違いだし、どうしようもなさすぎてびっくりである。ちょっとごねて見たのだが、前の家電に戻すことはできないらしい。くっ、選択肢がない。

でも、冷静に考えてみるとこれは技術の進歩なのである。前進だ、前に進んでいる。もしも今、古い家電を残したとしても、数年後にまた同じ課題にぶつかる可能性が高い。そうなったら、どうすればいいというのだろうか。結局は、「いつ受け入れるか」の問題である。

だとしたら、早いほうがいい。人間のほうを変えていくのである。なんだか、気持ちが急にすっきりしたので、できることにチャレンジをしていこうと思う次第。

あ〜、きっと大きい目で見れば技術発展の歴史の中で繰り返されてきたことのはず。東京の片隅にある、私室でも同じことが起きている。技術の発達には、逆らうな。

有限会社ノオト所属の編集者・ライター/ コワーキングスペース「Contentz」管理人。 テーマは働き方・学び方・メディア・朝ごはん など / 休日は喫茶店と東京宝塚劇場をうろうろ