海外でコワーキングスペースを使う魅力って?クアラルンプールの「MAKE SPACE」に行ってきました◎

留学、バックパッカー、旅行……。ちょっと長期で海外の同じ都市に滞在したり、何度も同じ都市に行く機会があると、観光もし尽くしてしまって、ちょっとだけマンネリ感が漂うことってありませんか?

例えば、私がしている語学留学などは、学校と家の往復が基本。海外に滞在しているといっても、意外にも同じことを繰り返すだけの毎日だったり。

「ああ、なんかマンネリだ……。ちょっとでいいから刺激がほしい!」
そんな時は、ぜひ「コワーキングスペース」に行ってみてはいかがでしょうか。

コワーキングスペースとは?

コワーキング(Coworking)とは、あるスペースを共有しながらも、それぞれが違う仕事をしているワーキングスタイルのことです。使うのは、在宅勤務の方や、フリーランス、出張が多い方、起業したての方あたりが中心。

コワーキングスペース(Coworking Space)とは、その働き方を行う場所のこと。
それぞれのコワーキングスペースにはコンセプトや特徴があり、共感している人が集まるため、人との交流は比較的楽です。そこから一緒に何かプロジェクトが生まれていくこともしばしば。

以前に、ベースキャンプ名古屋というコワーキングスペースにてアルバイトをしており、「マレーシアでもコワーキングスペースに行く!」というのは、私がマレーシアの滞在中にやりたいことの1つでした。

本日偶然にもチャンスがあり、クアラルンプールの「MAKE SPACE」さんにお邪魔してきました◎「マレーシアのコワーキングスペースとか東南アジアだし、そんなにすごくはないのでは?」と思ったら大間違い。内装が、めっちゃかっこいいです!!!ので、まずはご紹介を。

「MAKE SPACE」とは?

全体的にとても綺麗。なんと、建物の中に2階部分をつくっていたり。2階と1階の一部分は、貸しオフィスになっていました。赤いらせん階段がかっこいい!!!

MAKESPACEは、「次のアイディア・プロダクト・プロジェクトをつくり出すコワーキングスペース」「素晴らしいものをつくりたいと思う人々のホーム」がコンセプトのコワーキングスペース。

Webサイトによると、3Dプリンターや、工作機械も置いてあるそう。店内の雰囲気を見ると、「ものづくり」「プログラミング」が2本立てのようです。

定期的に、イベントや講座なども開催されている様子。
ただ、利用者が少ない時間だったためか、受付や運営主体の方にはお会いできなかったのが残念。

残念ながら、メインの3Dプリンターは確認できませんでした。
でも、プリンターや電動ノコギリなどは自由に使える模様。
 

もちろん、コワーキングなので、wifi / プロジェクター / スクリーンなども完備。
よく見ると、さまざまなゲームも。交流の場になっているようです。

 

工具がおしゃれに飾ってあったり、いろいろなところに作品が置いてありました!
ドローンっぽいやつ?とかダンボールで作った椅子とか、いろいろ。
 

私が行った時の利用者さんは、CODEMALAYSIAというイベントの参加準備をしている大学生2名と、先生が1名。Rubyでのプログラミングをしているようで、「Rubyは日本で開発されたんだよね」ってニコニコ言われました。

右側は、仲良くなったプログラミングの先生との2ショット!余談ですが実は、偶然に道を歩いていたらこの先生に出会い、ふらふらとMAKE SPACEにきました。笑(引きの良さを感じる日々。)

海外で、コワーキングスペースに行くのをオススメする理由。

1. 英語ができる(可能性の高い)地元の人と交流できる!
MAKESPACEの利用料金は、自由席で1日30RM (=約1,000円)、1ヶ月300RM (=約10,000円)。
固定席の場合は、1ヶ月600RM (=約20,000円)。日本だと妥当な金額ですが、バーガーキングでのアルバイトの時給は、5RM(=約160円)のマレーシア。意外と高い・・・というか、普通に高い。使う人は限られます。逆にコワーキングを使うことができる人は、それなりの収入がある人です。

お金がある人ほど英語はうまいので、利用者さんも英語が達者な人が多いように思いました。実際に、今回ここでお会いした3人も、会話はマレー語ではなく英語でしていました。特に先生は英語がものすごく上手で、コミュニケーションには全く困りませんでした。

2. 興味が近い人を探せる+次につながる!
コワーキングスペースには、テーマがあることが多いです。それぞれのお仕事や趣味など、事前に自分が興味のある分野を調べておけば、それに近い趣向の人が集まります。

海外で、趣味嗜好が近い人と偶然出会うというのはなかなか難しいので、そういう意味でもコワーキングはいい場所です。また、そこから発展して、インターネットで探してもすぐには出てこないような地元の人しか知らないイベントに参加することもできたり。つながりを作ることができるのは魅力的。

3. 気さくで関わりやすい人が大抵いる!
コワーキングスペースにいる人は、交流がしたいという人もそれなりにいます。もちろん、作業に集中している人もいるのですが、外国人で同じテーマに興味ある人は、きっと気さくに絡んでくれるはず。

作業風景はこんな感じ。

さっそく私も利用させてもらいました。集中してブログやら、原稿を書ける!!

今回ご紹介したMAKE SPACEは「マレーシア・クアラルンプール周辺の最高の9つのコワーキングスペース」にも、選ばれています。ただ、悲しいことに近々このコワーキングの入っているモール自体が閉店するために、移動をするそうです。

海外のコワーキングを訪ねるときは、事前に情報を確認しておくことはとても大切ですね。

これから、少し長めに違う都市に滞在するときは、ぜひその都市の地元の人の雰囲気やビジネスの状況を知るためにも、コワーキングにも行ってみたらいかがでしょうか?

それではでは。

MAKESPACE(マレーシア・クアラルンプール)

有限会社ノオト所属の編集者・ライター/ コワーキングスペース「Contentz」管理人。 テーマは働き方・学び方・メディア・朝ごはん など / 休日は喫茶店と東京宝塚劇場をうろうろ