「漫画貧乏」の冒頭マンガを読んでください!(だって、今無料だし!)



↑無料ですよ!無料!信じられない!けど佐藤先生ならやりそう!

以前に私が大衝撃を受けた本である「漫画貧乏」が無料になっていたので、ご紹介します。
漫画家という仕事、出版社との関係、そして10年後も漫画はあるのか?そんなことを現役の漫画家さんである佐藤秀峰さんが、ものすごーーーーーーく生々しく書かれています。

『海猿』『ブラックジャックによろしく』などのヒット作で知られる漫画家・佐藤秀峰が漫画業界、出版業界の矛盾に真っ向から立ち向かう!!10年後も漫画はあるのだろうか!?出口の見えない出版不況、台頭する新メディア…描いても描いても、原稿料では赤字続き…『海猿』『ブラよろ』の作者の漫画の未来に向けた、孤独な挑戦と実験の記録。

作者の佐藤秀峰さんは言わずと知れた、ブラックジャックによろしくとか海猿とかを描いていらっしゃる漫画家さんです。

ちなみに、この本を読めば、なぜ佐藤さんが「ブラックジャックによろしく」を無料で公開してるか分かります。



とりあえず、冒頭の漫画45ページだけでも、読む価値がある。

最初の45ページは佐藤先生の今までの経歴、そして冒頭にも関わらず、代表作「ブラックジャックによろしく」がいかに編集部と揉めていたのかが既に告白されています。原稿料の計算のところとか、編集部がどのように原稿を勝手に変えてしまったのかだとかは、本当に生々しくて驚きます。

私たちが普段、当たり前のように消費している漫画というコンテンツについて改めて考えさせられます。今回、私が薦めるのは、皆さんがこれを読んでどう思ったのかが知りたいからです。

素敵な漫画を書ける人に、長く活動してほしい。

「結局、出版は商売だから」、で漫画家が稼げないのを終わってしまうのではなく。
 私は一人の漫画好きとして、せっかく漫画という才能を持っていらっしゃる方が潰れてしまうのではなく、正当な報酬をもらい、幸せになれるような仕組みにしてほしいです。

 ある友人が以前にこんなことを言っていました。

友:出版社と漫画家が契約を結んで、週刊の連載で苦しい思いをさせるよりも、売り上げが出版社へのマージン(仲介料)で消えるくらいなら、ファンが皆でお金を出してその人を養って、面白い作品を書いてもらえば良いんじゃない?

私:確かに……!!売れてる人ならそれでいいかも…!

その仕組みが完全に上手くいくかどうかは置いておいて、
何か仕組みを変えないと行けないことは確かなのかな、と思います。

最近は、FUNDIYのようにアート分野に特化したクラウドファンディングサービスもありますし、アートという分野とクラウドファンディングはとても相性が良いようです。出版不況と言われるこの時代、出版社の競合はこういうものになっていくのかもしれませんね。

私が佐藤先生を応援しているのは、この方が行動をされているからです。

漫画を無料公開、二次配布したり、実際に電子書籍のサイトを立ち上げたり、そしてこの本を書いたり。この本を無料公開したことは、また少しだけこの問題に一石を投じるのではないでしょうか。

だからこそ、私は思わず紹介したくなってしまいました。多分、これを見ている私のゼミの先生にこんな紹介を書くよりも、卒論を書け!と怒られそうですが。



驚くことに本当に無料なので、ぜひ読んでみてください!
皆さんの感想が聞きたいです。