検索したら教えてくれる人がたくさん見つかる分野の共通点

サイトをリニューアルした。旧サイトは、大学生あった7年ほど前に、当時にアルバイト先にご厚意で作っていたものだった(もちろんサーバやドメインの維持費は払っていましたが……)。

しかし、2021年になって更新の必要性があり、いい加減に自分でなんとかせねば、と思ってリニューアルに着手したのが年明け。

作り直すにあたって、どうせならWordPressのサイトづくりを試してみよう(メディア業界でも多く使われているから)、自習(YouTube、ブログ、本)で新たなスキル(?)を習得してみようと決めた。

作業を始めてから、驚いたことがある。それは、実用的で細かな情報があまりにもたくさんあることだった。

1つのWebサイトを作るときって、契約しているサーバやドメインの会社などが違えば、細かい手順は異なる。そのため、こういった技術的な問題はどれだけ調べても「自分の環境だとどうすればいいのか、結局よくわかんない……」と迷子になっていた。(がんばれ!)

しかし、WordPressの場合は違う。「サービス名+悩み」で検索するだけでもかなりたくさんの情報が新古含めて見つかるのだ。

普段、日常生活で気になるテーマについて検索をするとき、もちろんたくさんの情報が出てくる。しかし、WordPress関連は予想以上に実用的で便利だった。

なぜ、こんなにたくさんのコンテンツがあるのだろう。ユーザー発信のコンテンツが次々に生まれるために必要な要素はなんだろうか。

そこで、「コンテンツの性質」と「書き手のモチベーション」に分けて、今の状況を書き出してみた。

 

  • コンテンツの性質面の特徴

・ある程度同じ手順を踏めば、同じことができるなど内容に再現性がある

・圧倒的なシェア数でそもそも知識を持つ人も、求める人も数が多い

・それぞれの環境が微妙に異なるため、細かな情報のニーズあり

・知識をあえて共有しようするシェアの文化がある

・すでに「調べれば誰でも分かる」という状態になっていて、秘匿の必要がない

・更新によって、次々と新しいことが出てきて常に最新情報が求められている

 

  • 書き手のモチベーション面の特徴

・ノウハウをまとめたり、発信するのに純粋な楽しさがあるから

・自分のために記録を保存し、また使いたいから

・関連サービスを提供する会社が多く、ユーザーの利便性を向上させたいから

・企業が問い合わせ獲得などのコンテンツマーケティングに使っているから

・ニーズがある情報を発信し、ブログやYouTubeを通して広告収入を得たいから

なるほど。こうやって整理すると、WordPressの世界は、たくさんの人が遊びに来る「謎解きアドベンチャーワールド」みたいな感じ? ヒントを次々と残して、皆でうまくこのゲームをクリアしようという空気が生まれそうな条件が揃っている。他にも100円均一の「高見えアイテム」や「ユニクロの着こなし」とかも条件に当てはまるのかもしれない。

もし、法律や医療などの一部の専門的な知識や技術を持っている人にしか発信できない分野だと、ユーザーに作れるのは「体験談」になってしまう。知識そのものがお金になるジャンルなら、「専門家が教えてあげる」コンテンツは問い合わせを増やすことが目的にした発信が多くなる。

あと、今は個人も組織も発信が収入などに繋がることをよく分かっている人はすごく多い。明確すぎるベネフィットがあるから、直接的なモチベーションになる。また、企業の中には人事評価に発信を入れるケースもあると聞く。

普段、見ていれば分かるような気がするけど、こうやって分解してみると、いろいろ共通点が生まれてきそう。

有限会社ノオト所属の編集者・ライター/ ・コワーキングスペース「Contentz」管理人。 好きなものは、レトロ喫茶と懐かし系少女漫画、そして宝塚歌劇。平日休みは観劇がしたい。